アメリカ株式が天井を打つのは、インフレ懸念が最高潮となって利上げが実施されるときだ

アメリカ株式が天井を打つのは、インフレ懸念が最高潮となって利上げが実施されるときだ

さきほど、武者リサーチの武者代表取締役が、ストックボイスという株式市場実況中継番組に出演していた。かなり強気の相場見通しを語っていた。アメリカ株式については驚愕するほどの強気だった。理由は、シェールオイルによる原油コストの大幅低下。そして、クラウドワーキングという設備投資が不要となる労働生産性の向上とのことだった。つまり、いまのアメリカ経済は「産業革命」の最中にあると言っていた。
そして、現在のギリシャ問題についても何ら心配はないと言っていた。理由は、いまのギリシャは財政健全化に成功しており、2011年や2012年のギリシャ危機の状況とはまったく違うらしい。いまのギリシャは財政健全化に成功して、むしろ必要なのは財政出動のようだ。財政出動によってギリシャ経済はGDPが成長し、税収や雇用が増えていくとのことだ。つまり、いまのギリシャ与党よりも野党の主張を実行しても、たいして問題は発生しないと思える。
武者代表は、アメリカ経済については、まだまだ限界点には達していないと言っていた。これから完全雇用が達成され、その状態で生産設備がフル稼働すると、どの程度のGDP規模になるかと想定すると、アメリカの株価は、これからさらに50%上昇する可能性もあるとのことだった。また、アメリカの株価が天井を打つ状況というのは、金利が数回上がって、いよいよインフレ懸念が高まった段階で、最後の利上げを実施するときに株価は天井を打つとのことだった。いまは、まだデフレ懸念を払しょくできていないし、ゼロ金利の状況だ。まだまだアメリカ株式が天井を打つのは時期尚早だと思う。